新型インフルエンザワクチン~欧州でも余剰ワクチン、WHOを批判~

新型インフルエンザの感染者がメキシコで初めて確認されてから4月で1年となり、世界保健機関(WHO)はインフルエンザ対策の検証委員会を開きました

☆WHO批判 欧州で噴出

欧州でも新型インフルエンザワクチンが余っており、問題となっています!

⇒欧州各国は巨額の予算を充てて購入した大量のワクチン在庫を抱え込みました。欧州全体で、新型インフルエンザ対策として、180億ドル(約1兆7000億円)が過剰に費やされたとの試算もあるようです。

⇒WHOが新型インフルエンザの危険を過剰に警告した結果だとして、批判が噴出しているようです!

⇒今回のワクチン余剰はWHOへの信頼を低下させ、今後の感染症対策などに支障がでるのではと、WHOは危機感を強めているようです!

⇒WHOのマリポール・キーニー・ワクチン対策部長は会合で「対応は完全ではなかった」ことを認め、次に新しいウイルスが出現したときは、重症度や伝播(でんぱ)の強さに見合った警告が発せられるよう体制を立て直す必要性にふれています