新型インフルエンザ~ワクチンがなぜ余った?今後どうする?~

新型インフルエンザについて、世界保健機関(WHO)でインフルエンザ対策の検証委員会が開かれました。ワクチンについても話しあわれたようです。

☆ワクチンがなぜ余った?

1、接種回数が二転三転した
2、ワクチンの不足分を輸入
3、優先接種者をだれにするか

緊急事態なのに厚生労働省の決定には時間がかかりました

⇒背景には新3種混合MMRワクチンなどによる過去の副作用問題で、厚労省がワクチン政策に後ろ向きになっていたのでは?
ワクチン政策を所管する部局が複数にまたがり、責任の所在もあいまいだったのでは?

⇒結果的に1億650万回分ものワクチンが余りました
⇒こうした実態を問題視した長妻厚労相は予防接種法を今国会で改正し、今回のように病原性が低い感染症にも国が責任を持って対応できるようにするそうです。副作用救済や費用負担のあり方も見直すそうです。

⇒ワクチンを緊急輸入したことは反省材料で、長妻厚労相はワクチンを大量生産できる「細胞培養方式」を5年以内に確立すると国会答弁した。
(5年でできる??)

*通常と違う対応に対して、慎重になるのはわかりますが、専門家の提言にしたがっていれば、余剰ワクチン量は減らせたと思います!

余剰ワクチンには、税金が使用されることになりますので、行政の対応の遅れは検証される必要がありますし、対応を遅らせた方々は反省すべきでしょう!!