ウインブルドンテニスが終わりました。フェデラー選手が30代でも依然としてトップアスリートであることが際立った大会だったかもしれません。
⇒錦織圭選手のプレースタイルは、ラリーの中で点を重ねていきますので、サーブに磨きがかかってきても豊富な運動量が要求されますね。
⇒今年に入って、フルセットに持ち込まずに勝ちあがっていくことが目立つようになり、準決勝、決勝を視野に入れた戦い方を工夫しているように思っておりましたが、今回の棄権欠場は、連戦で予想以上に負担がかかっているのだな~と思いました。
⇒錦織圭選手は、以前、エアー圭ともいわれ、ケガをして、しばらく、試合ができないこともありましたが、最近、早目に参加予定のツアーをキャンセルするなど、大事に至る前に早目の判断をしているように思います。
⇒また、嫌いだった基礎練習をしっかりするようになって、より確実な勝ち方に磨きがかかっていると思いますので、、今後もケガで欠場することがないようにしっかりとトレーニングをしながら、休息もとってほしいと思います。
⇒当クリニックの診療スタイルを考えますと、受診された理由(症状)、受診にいたるまでの経緯、経過をお聞きして、診断にせまり、患者さんにご納得いただいて、治療をすすめていく、治療開始後も症状の改善度をお聞きしながら、症状ゼロを目指して、ともに歩んでゆく、、という細かな情報交換(ラリー)を経て診療をすすめていくスタイルですので、分野は違いますが、錦織圭選手のようなタフな試合を連日しているような感じがいたします。
⇒そのため、待ち時間がやや長めになる、、ということになっているのでしょう
⇒当科の受診状況を以前アンケート調査結果で解析しましたところ、関東の喘息専門病院と同じように、重症の喘息患者さんの受診率が高いことが、わかっております。
⇒錦織選手のように、ケガをすることはありませんが、ご理解をいただければ幸いです。