慢性閉塞性肺疾患(COPD)~芸能ニュースから学ぶ~

本年4月10日に息切れをおこす慢性呼吸器病として、慢性閉塞性肺疾患(COPD、現在死因の10位、2020年3位(予測))を取り上げました!

今回、11月16日の芸能ニュースで、「必殺仕事人シリーズ」や「はぐれ刑事純情派」などで知られる俳優の藤田まことさん(76)がCOPDのために仕事を休んで病気の療養を行っていることが報道されました!

⇒最近では、シンガーソングライターの吉田拓郎さんが、本年7月に慢性気管支炎の悪化で約2週間の自宅療養が必要となり、福岡、広島、神戸の3公演が中止されました!

⇒また、笑点の5代目司会者で落語家の桂歌丸さんが、肺気腫に気道感染症を合併して入院されました!

★現在も、慢性気管支炎、肺気腫という病名が使われますが、慢性的に気道が閉塞して行く病気(別名、タバコ病とも呼ばれます)ということで、慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病名が使われるようになっています!

⇒COPD患者さんは、症状が乏しい方が多く、受診率(診断率)が低いことが大きな問題です!!

⇒2008年にCOPDを治療することで心臓の合併症が減ることもわかりました!!

⇒高血圧では、症状がなくても通院治療する方が増えました!そして、脳出血が減りました!

⇒COPDでも、症状がないか、乏しくても通院治療を受ける方が増えることが望まれます!!

⇒芸能ニュースを通して、慢性閉塞性肺疾患(COPD、慢性気管支炎、肺気腫)への関心が高まることを期待したいと思います!!