新型インフルエンザワクチン~2万人の副作用調査より~

厚生労働省は10月23日に医療従事者約2万人を対象にした新型インフルエンザワクチンの副作用調査で、入院相当の副作用がみられたようです!

⇒4人の副作用は、両足の筋肉痛による一時的な歩行困難、嘔吐(おうと、吐き気がして吐くこと)、脈拍の上昇(頻脈になると、動悸がします)、発熱と意識低下で、入院相当の異常が見られたとのことです。

⇒ワクチン接種との因果関係ははっきりしませんが、全員回復しています。今のところ、季節性のワクチンと異なる特別な副作用はないとのことです。

⇒季節性のワクチンでは、毎年4000万~5000万人への接種で百数十例の副作用が報告されています!

⇒今回の重い副作用の率は0.02%で季節性のワクチンより高いようですが、厚労省は「調査方法が違うので、新型のワクチンに副作用が起こりやすいとは言えない」との見解を示しています。