⇒炭水化物を抑えた食事は、短期的には血糖値が下がり、コレステロールの値が改善するなど、心疾患のリスクを下げるとの報告がありますが、今回の解析では、長期間の低炭水化物食が、心疾患のリスクを下げる傾向は見られなかったようです。
⇒能登医長は「低炭水化物食は短期的には減量などに効果があっても、長年続けることには慎重になった方が良い」と指摘しています。
⇒糖尿病などで食事療法がうまくいっていない方で、短期的に低炭水化物ダイエットで食事療法で血糖が下がることの意義を確認していただくための選択肢の1つにはなるというところでしょうか、、。
⇒食事療法の基本は、バランスよく炭水化物、たんぱく質、脂質を摂取しながら、間食を減らし、摂取総カロリーを減らすこと(食べる量を減らすこと)といえるでしょう。