4月下旬に久々に中学時代をすごした飯塚市と友人が開業している田川市を訪れました。

⇒飯塚市は、長崎街道飯塚宿として栄えた歴史があり、NHKドラマ「軍師(黒田)官兵衛」が放送中のため、官兵衛ののぼりがたくさん商店街に立っていました。

⇒商店街の入り口のところに、千鳥屋(ちどりや)本家がありました。丁度5月の節句の時期でもあり、展示コーナーを見学して帰りました。展示コーナーには、官兵衛さんが実際に使用したとされる甲冑(よろい、かぶと)が飾ってありました。千鳥屋の社長さんが1年限定で借りているとの説明を受けました。

⇒千鳥屋本家の店舗には、長崎カステラ、佐賀丸ボーロと書かれた2つの大きな木製の板が置いてありました。展示コーナーで千鳥屋の歴史が年表にしてありましたが、創設者は、長崎でスペイン人やポルトガル人のお菓子作りを学ばれたようです。店員さんの説明では、飯塚の地で丸ボーロをヒントに中に白あんが入った『千鳥饅頭』を完成したという話でしたが、別の情報では、佐賀出身の創設者が焼き菓子の技術で「カステラ饅頭」として販売していたものが、景気のよかった飯塚に出店した際に『千鳥饅頭』にかわっていったように書いてありました。機会があれば、確かめたいところです、、、。チロリアンも千鳥屋さんのお菓子です。

⇒64店舗と書いてありましたが、筑豊の飯塚発のお菓子ということをご存知ない方も多いのではないでしょうか?

⇒中学時代に片道1.5kmを歩いて通学していましたが、通学路からみえるボタ山(炭鉱跡でよくみられる山)が、30数年の時をへて、緑豊かな森にかわっていました。