昨年11月に喘息のステロイド吸入療法について、座談会が開かれました。鹿児島の栃木先生が司会をされ、長崎、大分、熊本から1名ずつ参加されました。

⇒長崎は私が話す機会をいただき、座談会の要旨が、医学新聞(メディカルトリビューン4月17日号、九州エリア版)で掲載されました。

⇒喘息の吸入療法について、私見を述べさせていただきましたが、特に、強調したかったことは、『吸入の仕方』でした。

⇒喘息と診断され、ステロイド吸入を処方されても、吸い方が不十分ですと、効果も不十分となります。

⇒当クリニックでは、昨年H25年から、タイマーで吸入時間(秒)、息止めの時間(秒)を測定するようにしております。

⇒この1年間以上のとりくみの中で、吸入時間(秒)の測定が、吸入療法の精度を上げることにつながることがわかりました。

⇒今後、吸入時間を秒単位で測定する医療機関が全国で増えていくことを期待いたします。