インフルエンザ~ピークをすぎつつある?~
長崎は、全国的にも早くインフルエンザの流行に入りましたが、その後、感染者が増加して、現在、警報レベルで流行しています!
⇒全国的には、国立感染症研究所の定点報告の解析結果が参考になります!今年の第5週のインフルエンザの定点報告数は、第4週より減少しているようです!
⇒年齢層でみますと、50代以下の各年齢層で報告数が減少しています!特に20代の減少幅が大きいようです!
⇒都道府県別の定点当たり報告数は、長崎県(44.13)、宮崎県(42.28)、群馬県(41.22)、福岡県(40.90)、富山県(37.88)、愛知県(37.79)、神奈川37.53)、埼玉県(36.81)、新潟県(35.46)、大分県(33.31)の順に多く、いずれも警報レベルです!
⇒報告数は、33都府県で減少がみられており、今シーズンの流行のピークは過ぎつつあるようです!
⇒しかし、警報レベルを超えている保健所地域は273箇所(44都道府県)と増加しています!流行状況は地域によって差がありますので、油断しないようにしましょう!!
★今年の第1~5週のインフルエンザウイルス検出状況は、AH1pdm(いわゆる新型)が最も多く、AH3亜型(A香港型)>B型ようです!
⇒今シーズンは第36週以降A香港型が多く検出されましたが、第49週以降は新型の検出頻度が増えています!