高気圧の中心が日本の陸地にかかっているため、下降気流が強く、雨が少ない夏が続いているようです!

⇒今年の熱中症患者数は、すでに3万人を超える状況とのことですが、9月以降も暑さは続くことが予想されており、熱中症を予防する意識を忘れてはいけません!

⇒ヒトの体の多くは、水分です。体内の水分量は、赤ちゃんで70~80%、高齢者で約50%です!

⇒乳幼児や高齢の方は、発熱、かぜ、嘔吐下痢症などで1日でも食事の摂取量が減ったり、飲水量が減ると、簡単に脱水症をおこしやすいと考えておいた方がよいでしょう!

⇒9月以降でも暑い日に運動をして発汗が多いときも脱水症をおこしやすいといえます!

⇒このような場合は、水分だけでなく、塩分、糖分の補給が大切です!

⇒オーエスワン(OS-1)という脱水症の予防・治療に使える経口補水液(ゼリータイプもあります)が薬局などで市販されています!

⇒OS-1には、500mlあたり約1.5gの塩分とブドウ糖9gが含まれており、50kcalのエネルギーを得ることができます!*小腸では、塩分とブドウ糖が一緒にとりこまれます!!これを共輸送といいます!塩分だけでは、吸収率がさがってしまいます。

⇒OS-1は、H21年~H23年7月と3年連続アップしました自家製熱中症予防ドリンク(塩分1g以下(0.75g程度)、糖分(ハチミツ大さじ1杯、吸収を速めます)、ビタミンC(レモン汁大さじ1杯)、水500ml)よりも、塩分が約2倍と多く、健康な方には飲みにくい味ですが、脱水症のある方に上手に活用できれば、点滴注射を受けなくて済むかもしれません。

ご参考まで。