高血圧は、放置すると動脈硬化、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、心臓病、腎臓病などをひきおこしますので、たいへん関心が高い病気となっています。

⇒今回、血圧測定について、ふれてみます!

⇒血圧測定値は、測定するたびに、数値も異なりますので、測定値の幅が目標の範囲内に入っているかどうかをみていくことが大切です!

⇒クリニックや病院では、血圧が高くなる、いわゆる白衣高血圧もありますので、リラックスした状態で測定できる家庭での血圧測定は今後広まっていくでしょう!

⇒血圧測定器は、指式、手首式、上腕式が出回っていますが、日本高血圧学会は、指用の血圧計は不正確、手首用も使用しやすいが動脈の圧迫にばらつきがあり不正確になることがある、と問題提起をしています!

⇒結論として、現状では、家庭での血圧測定には、上腕用が欧米同様推奨されるということになっています!

血圧測定の基準の高さは、心臓(右心房)とされています。したがいまして、指や手首で測定するということは、心臓の位置より約10cm低いところで測定することになり、測定値は、基準位置での測定値よりも7mmHg 高くなることが指摘されています。

⇒すでに購入されている方は、かかりつけ医で購入された血圧計での測定値とクリニック(あるいは病院)での測定値にどれくらいの開きがあるかを確認されることをおすすめいたします!