ノロウイルス胃腸炎は、毎年、流行していますが、今年は、2006年に流行したウイルス株の変異型が流行しているようです。

⇒実際には、冬季のウイルス性胃腸炎の原因ウイルスには、ノロウイルス、サポウイルス、アストロウイルス等の小型球形ウイルス(SRSV)、ロタウイルス、アデノウイルスなどがありますが、病院や老人施設で院内感染が疑われる場合や飲食関係で食中毒が疑われる場合以外は、病原診断を通常行わないと思います。

⇒検査をせずにノロウイルスでしょうと言われたら、ノロウイルスが流行しているので、確率的にノロウイルスでしょう、、ということでしょう。

⇒ノロウイルスは、何度もかかることがありますので、できれば、少なくとも感染している方に近づかないことが望ましいといえます。