4月下旬に筑豊の飯塚に行く機会があり、友人が開業している田川市に足をのばしてみました。
田川市は、炭鉱で栄えた時期が終わった後、セメントの町とかわっております。
⇒チロルチョコを知っている方は多いと思いますが、チロルチョコが筑豊の田川発とご存知の方は少ないのではないでしょうか?
⇒明治36年に田川郡伊田村(現 田川市)で菓子製造業を始め、大正8年に松尾製菓株式会社ができたそうです。昭和37年にチョコレート部門が新設され、『チロル』のブランド名が販売されるようになったのが、チロルチョコの始まりだそうです。
⇒先日、新聞の記事で、チロルチョコは知っていても、どこで作られているのか知られていなかったということが書いてありました。昭和37年(1962)に誕生したチロルチョコは42年の時を経て、平成16年(2004)に松尾製菓からチロルチョコの企画・販売部門が独立して、チロルチョコ株式会社設立にいたったようです。
⇒田川からの帰りに、おみやげに友人からいただいたお菓子は、チロルチョコの本家、松尾製菓で作られた『筑豊物語』というお菓子でした。
⇒黒と白のお菓子が入っていて、黒は炭鉱当時の石炭を、白はカルスト地形から産出される石灰岩をイメージした、、と書いてありました。中学時代をすごした筑豊をなつかしく思いながら、おいしくいただきました。