肺結核~過去の病気??日本は先進国??

肺結核は、結核菌が肺に感染して炎症を起こす病気で、すべての結核症の約90%を占めます!
戦後、減少し続けていましたが、1997年に再び増加しはじめ、1999年には「結核緊急事態宣言」が出されました!!その後、2000年から順調に減少しています。

世界的にみると、結核は、HIV感染症(エイズを含む)、マラリアとならぶ3大疾患の1つです!
日本でも、毎年3万人近くが新たに発病し、2千人以上が死亡する日本で最大の感染症なのです!!
★過去の病気ではないのです!!

人口10万人当たりの患者数を表す罹患率も20名程度(発展途上国の5~10分の1)で年々減少していますが、長崎県は26.4人と大阪府(36.1)、東京都(26.5)についで、ワースト3位に入っています!!
▼長崎県の罹患率は、ワースト3位です!!
ハリセンボンの報道をよく聴いて、結核への理解を深めましょう!!そして、早めの受診を心がけましょう!!