食中毒~細菌の毒素でおこる場合~
「食あたり」(食中毒)が起こりやすい季節となってきました!
今回、ばい菌(細菌)がからむ食中毒について、知識を整理してみましょう!
細菌による食中毒は、細菌の毒素によっておこる毒素型と細菌がヒトに感染しておこる感染型に分けると分かりやすいです!
☆毒素型 – 細菌の毒素が付着した食べ物を食べることでおこります!
⇒加熱すれば大丈夫??
⇒加熱しても毒素がこわれないものがあります!
油断しないように!!
★黄色ブドウ球菌 – おにぎり、すし、おつくり。
⇒食べてから数時間(3-6時間)で吐き気、腹痛、下痢などがみられます!
⇒耐熱性毒素のため調理加熱でこわれません!!
★ボツリヌス菌 – 発酵食品、いずし類、真空パック食品、キャビアの瓶詰め、ソーセージ。
⇒からしレンコン事件もありました!
⇒毒素型としては潜伏期間が長いです(40時間の例もある)
⇒ボツリヌス毒素は熱でこわれやすいです