食中毒~細菌の感染でおこる場合(2)~

細菌の感染でおこる感染型食中毒と毒素型について追加します。

☆ウェルシュ菌
学校給食、料理作り置きなど保冷=解凍、加熱調理・煮込みでも「芽胞(がほう)」が生き残り、食事として体内に入ります

⇒ヒトの腸管の中で「芽胞」を作るときに腸管毒素ができて下痢症状がみられます

⇒食後8-24時間で発病します

⇒日本での件数は年間22件程度ですが、1件当たりの患者数は100名程度と他の細菌による食中毒に比べて大規模な集団発生が多いのが特徴です!

⇒主な原因食品は、カレー、スープ、肉団子、チャーシュー、野菜の煮物(特に肉入り)などです!注意しましょう!