最近、黄砂で長崎の街がかすんで見えることが、しばしばあります。昨年の秋は、山から街並みがよく見えず、砂漠の街?という日がありました。(山を下るとかすんでいるという感じはなくなりますが、、、。)

⇒黄砂(こうさ)は、中国、モンゴルの砂漠が起源とされ、偏西風で日本に飛んできます。近年、砂漠化が進み、黄砂の到達範囲は関東を越えるようになっているようです!

⇒黄砂には、中国の工業地帯で発生した大気汚染物質や細菌、カビなどの微生物が含まれることがあることがわかってきました!

⇒黄砂の多い時期と2月~4月の花粉症の時期(スギ、ヒノキ)が重なること、黄砂が花粉症の症状を悪化させること、アレルギー性鼻炎患者が黄砂で症状の悪化をみること、黄砂で目やのどの症状がみられること、などが知られています!

⇒一方、黄砂で喘息が悪化したという患者さんも増えてきました。

⇒今後、黄砂が多い日は外出を控える、マスクを着用するなどの配慮が必要になってくるように思います!

⇒近年、長崎で光化学スモッグが発生したこともあり、、西からの困った贈り物??(黄砂など)に注目していきたいと思います。