食塩摂取量と日常生活の介助の関係は?~塩分の取りすぎに注意!~

2010年1月、食塩を多く摂取する人ほど、年齢を重ねてから身の回りの動作(排せつ、衣服の着脱、入浴、食事、歩行)に介助が必要になる危険性が高いことが、厚生労働省研究班(代表=上島弘嗣・滋賀医科大学名誉教授)の調査結果として報告されました!

⇒食塩の摂取量と介助の必要性の関係を明らかにした調査報告は、今回が初めてとのことです!

⇒心血管疾病や高血圧などの持病をもたない52-64歳の男女1510人について、14年後の生活動作を調査したそうです!

⇒食塩の摂取量は、男性が1日平均16・6グラム、女性が同13・9グラムで、介助が必要になった方は53人で、食塩の摂取量が、男性で1日5・7グラム、女性で同4・5グラム増えるごとに、介助が必要となる危険性はが25%ずつ増加するそうです!

⇒逆に、野菜などに含まれるカリウムを多く摂取するほど、日常動作の悪化を防ぐ効果があるとのこと!

⇒塩分は控えめに!
野菜は多めに!!ということですね!

☆家庭の調味料から摂取する食塩は3割ほどで、外食や加工食品から知らず知らずに食塩を摂取しているようです!
⇒意識して食塩の摂取を減らすことが、将来の生活の質を維持するためにも大切とのことでした!