以前ふれたことがありますが、COPD(シーオーピーディー、慢性閉塞性肺疾患)につきまして、書いてみます

⇒これまで、慢性気管支炎、肺気腫(タバコ肺)という病名が、使われてきましたが、COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、まだまだ、知られていない病名といえます。

⇒喫煙歴がある方で、坂道や階段で息切れを感じたり、慢性的な咳や痰がある場合は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が疑われます!

喫煙歴がない女性の方でも、坂道や階段で息切れを感じたり、慢性的な咳や痰がある場合も、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が疑われます!この場合、ご家族に喫煙者がおられたり、職場に喫煙者がおられることにより、受動喫煙する機会がなかったかを確かめることが大切です!!

⇒和田アキ子さんが、COPD大使として、COPDの啓発活動を行っていますので、COPDが耳慣れない病名から聞いたことがあるかもという病名になりつつあるように思います!

⇒COPDの患者数は、約530万人と推定されています。

⇒COPDは、放っておくと徐々に進行していく病気で、まず、禁煙に取り組むことが大切ですが、最近では、COPDの症状を改善する治療薬が保険診療で使えるようになっています。

⇒COPD診療の問題は、咳、痰、息切れに慣れてしまっていて、病気という認識が低く、医療機関を訪れない方が多いことです!

⇒健康な状態であれば、咳、痰、息切れを感じることは通常ありません、、。

⇒喫煙歴、受動喫煙歴があり、なんらかな症状がある方は、かかりつけ医や呼吸器内科医を受診されることをおすすめいたします!