高病原性鳥インフルエンザH5N1~豚で高頻度に検出!~
世界保健機関WHOが新型インフルエンザの第1候補として数年前から注目している高病原性鳥インフルエンザH5N1ウイルスは、依然として、アジアなどで人に感染し死者も出ています!
⇒昨年の新型インフルエンザ(H1N1pdm2009)で、メディア(特にテレビ報道)もH5N1ウイルスのことを話題にしなくなり、影が薄くなっていますね!
⇒東大医科学研究所の河岡教授らは、鳥インフルエンザウイルスH5N1が、インドネシアの家畜の『豚(ブタ)』から7.4%という高い頻度で検出されたことを米専門誌電子版に発表されました!!
⇒1部のH5N1ウイルスで、『人に感染しやすくなる変異』があり、「今後、豚でのウイルスの監視が非常に重要だ」と河岡教授は主張しています!!
⇒豚は、鳥で広がるウイルスと人で広がるウイルスの両方に感染するため、鳥のウイルスが豚の体内で人に感染しやすくなる性質を獲得する可能性があります!!
⇒今後も監視が必要なウイルスと言えるでしょう!
☆世界保健機関(WHO)の8月12日現在の集計では、03年以降、H5N1の人への感染はアジア、アフリカなどの15カ国で確認され、504人が感染し、うち299人が死亡。主に鳥からの感染と考えられています!