新型インフルエンザ(パンデミックH1N1 2009)~死亡率が諸外国より低いことは事実ですが、、、。~

新型インフルエンザが報道されるようになって、1年がすぎました!

⇒新型インフルエンザウイルス(パンデミックH1N1 2009)によるインフルエンザの死亡率は、諸外国より明らかに低いことは事実です!
(日本での致死率は10万人あたり0.15人。米国は推計同3.96人、カナダは同1.32人、ニュージーランドの同0.48人)

⇒しかし、まだ感染していない成人での流行が考えられる、今後病原性が強いウイルスに変化する可能性がある、など、気をゆるめないようにしましょう。

⇒現在は北半球の流行は収まっていますが、西アフリカで新たな発生が報告されるなど、南半球で感染拡大の可能性があります。

⇒入院された患者さんは、計1万7646人(3月31日現在)のうち14歳以下が1万3981人(79.2%)でした!

⇒急性肺炎や急性脳症を起こしたり、集中治療室に入院した重症患者は1-14歳で目立ちました!

⇒油断しないようにしましょう
*パンデミック:世界流行をおこしたインフルエンザという意味です