インフルエンザワクチン~接種時期を遅らせる意義はある??~

インフルエンザワクチンの接種が10月1日から開始されたところもあると思いますが、ワクチンの接種時期について、迷っておられる方がいらっしゃるようですね。

⇒インフルエンザの流行が4月、5月まで長引くことを考えると、より遅く接種した方がよいのではという話がなされているようですね。

⇒インフルエンザの流行は、A型インフルエンザとB型インフルエンザの流行を合わせてみています!

⇒A型インフルエンザが、地域によっては、春以降も流行することはありますが、春以降の流行はB型インフルエンザ主体にかわっていることが多いと思います!

⇒インフルエンザワクチンの主な目的は、『重症化防止』ですので、「脳症」、「肺炎」を合併しやすいA型インフルエンザの流行に入る前(10月~11月)にワクチン接種を済ましょう!

⇒ワクチンの予防効果は5~6ヵ月ですので、10月に接種しても、3~4月までは予防効果が期待できますし、春以降も抗体がゼロになるわけではありません。