新型インフルエンザ~健康成人の死亡から考える~
健康成人の死亡から学ぶべき情報を記述してみます。
⇒記事では、新型インフルエンザによる肺炎が重症化して、人工呼吸や体外補助循環などの集中治療中にクモ膜下出血を併発し死亡とのことでした。
⇒今回のウイルスについては、国立感染症研究所で治療薬への耐性や遺伝子の変異など調査中です。
(解析結果を待ちましょう)
⇒沖縄県の事例では、8月26日にA型インフルエンザと診断されましたが、発熱が6日続き、ウイルス性肺炎(呼吸困難)もあるため31日に再度受診しています。
⇒3人家族全員が新型インフルエンザに感染し、うち2人はタミフルを服用し回復しています。
⇒タミフルを内服していたら、回復していた可能性はあると思います。
⇒海外の死亡例の約20%は持病のまったくない人といわれています。
⇒持病がなくても慎重な経過観察が必要で、治療開始後翌日に解熱もしくは最高体温の低下がみられない場合には、かかりつけ医に相談しましょう!
*容体が変わる(重症化する)前に早めに再診することが望まれます!