気になるワクチン

ロタウイルスワクチン～ロタウイルス感染症、もう少し詳しく知りたい？～

2011年7月1日、経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン（商品名ロタリックス内用液1.5mL）が製造承認を取得しました！

⇒乳児の場合、「ロタウイルスによる胃腸炎の予防」として、「乳児に通常、4週間以上の間隔をおいて2回接種し、接種量は毎回1.5mL」とのこと。

⇒ロタウイルスは、乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因として知られています！

⇒先進国においても、5歳未満の乳児下痢症の原因の多くはロタウイルスによるものといわれています！

⇒日本では、6歳未満の小児のうち年間約80万人がロタウイルス胃腸炎で外来受診していると推計され、5歳未満の7万8000人が入院しています！

⇒日本では毎年、冬から春にかけて流行し、年齢分布のピークは、生後12～24カ月にあります！

⇒生後3カ月以降、母親からの免疫が低下したころに初めて感染すると重症化しやすいのです！

⇒世界保健機関（WHO）は、重症化予防として、早期のワクチン接種を推奨しています！