ニュースで、依存症のことをよく「いそんしょう」と読んでいるのに違和感をおぼえておりました。
⇒医学用語で、アルコール依存症、ニコチン依存症、薬物依存症など、依存症という用語が時々用いられますが、通常、「○○いぞんしょう」と読んでいます。。
⇒ニュースでは、薬物依存、原発依存、ギャンブル依存など、しばしば、でてきます。読みは「○○いそん」であることがを多いようです。
⇒「依存」については、NHKでは、以前は伝統的な読みとされてきた[イソン]としか読まないことにしていたそうですが、昭和58(1983)年1月の第961回放送用語委員会で従来の[イソン]に加えて新たに[イゾン]も認められたようです。
「存」の付く主な語の放送での読みは、以下のようなものがあります。
- ①~ソン②~ゾン・・・依存 共存 現存 残存 併存
- ソン・・・・・・・・・存続 存廃 存立 存亡 既存
- ゾン・・・・・・・・・存念 存命 異存 生存
(『NHK日本語発音アクセント辞典 新版』、『NHKことばのハンドブック 第2版』)
⇒保存は、「ほぞん」ですね。
⇒30年以上前に「いぞん」が認められても、いまだに「いそん」が多いようですね、、、。
⇒勉強になりました。