季節は、春から夏へと日々変化しております。熱中症にも注意が必要な季節にもなってきました。

⇒5月末に運動会の練習中に給水などのしっかりした対策をなされていたにもかかわらず、熱中症で児童が救急搬送されました。(福岡の報道より)

⇒熱中症に注意しましょう!!というメディアの報道をみておりますと、こまめな水分の補給、規則正しい生活、十分な睡眠などが強調され、いずれも大切な項目と思います。

⇒今回の報道でインタビューを受けられた先生は、水分だけでなく塩分も補給と答えておられました!!

⇒高温多湿の環境では、発汗の時に水分と塩分が失われます。したがいまして、塩分の補給はたいへん大切になってきます。さらに、糖分が入っていると、吸収の効率がよくなるといわれています。

*以下は、平成24年8月30日のブログの抜粋です。ご参考まで。

オーエスワン(OS-1)という脱水症の予防・治療に使える経口補水液(ゼリータイプもあります)が薬局などで市販されています!

⇒OS-1には、500mlあたり約1.5gの塩分とブドウ糖9gが含まれており、50kcalのエネルギーを得ることができます!*小腸では、塩分とブドウ糖が一緒にとりこまれます!!これを共輸送といいます!塩分だけでは、吸収率がさがってしまいます。

⇒OS-1は、H21年~H23年7月と3年連続アップしました自家製熱中症予防ドリンク(塩分1g以下(0.75g程度)、糖分(ハチミツ大さじ1杯、吸収を速めます)、ビタミンC(レモン汁大さじ1杯)、水500ml)よりも、塩分が約2倍と多く、健康な方には飲みにくい味ですが、脱水症のある方に上手に活用できれば、点滴注射を受けなくて済むかもしれません。