サッカーブラジルW杯で、アジアから1チームも決勝トーナメントに進出できませんでした。

⇒アジア出場枠が減らされないか??と心配されるところですが、、日本チームの今回の挑戦について、考えてみたいと思います。

⇒まず、ザッケローニ監督とめざした攻撃サッカーを貫けなかったように思います。

⇒前回の南アフリカ大会でも攻撃的サッカーを直前までしようとしていましたが、失点をしないで、カウンターで勝負する守備的なサッカーに本大会では切り替えたことで、観ていて面白みはありませんでしたが、勝ちにこだわり、決勝トーナメントに出場できました。そして、ベスト8にはなれませんでしたが、引き分けでベスト9?という活躍を見せてくれました。

⇒守備的なサッカーでベスト16まで行けることはわかったので、今回は、攻撃的サッカーでさらに上位に行けるか挑戦してほしいという解説者の意見もありました。でも、、、。

⇒前回優勝のスペインと前回準優勝のオランダの試合では、オランダが徹底的に守備を固め、守備的サッカーをすることで勝ちにこだわりました。ロッペン、ファンぺルシ―という世界的に有名なストライカーがいて、守備的サッカーをされると、スペインは攻めきることができず、完敗しました。

⇒今回、日本の攻撃的サッカーでどこまで通用するか、楽しみにしていましたが、、結果は不完全燃焼の1次リーグ敗退となってしまいました。

⇒W杯では、短期決戦であり、勝利にこだわる必要があるため、守備的サッカーが多くみられます。

⇒ポルトガルは、ロナウドがいて、攻撃的サッカーですが、失点が多く、勝ち点4でアメリカと並びましたが、得失点差で予選落ちとなってしまいました。

⇒観ていておもしろい攻撃的サッカーをしてくれたポルトガル、スペインが予選敗退というところにW杯を勝ち抜くことの難しさをあらためて感じさせられました。

⇒ドイツのサッカーもフィジカルの強さに加えて、パスサッカーを吸収して、より強いサッカーへと変化してきています。わずかなスペースをねらって、縦パスをつなぎ、最短コースでゴールを獲得しようとするドイツサッカーには、レベルの高さを感じました。

⇒日本が攻撃的サッカーで決勝トーナメントに進出するためには、アジア予選で守備的サッカーをされても、簡単にこじ開けてゴールするぐらいの力をつける必要があると思います。