6月22日、計画停電の方針が公表されました。

⇒停電によって、医療機器が作動しなくなることは、たいへん大きい問題といえます。

⇒人工呼吸器や喀痰の吸引器、人工透析装置、電動ベッド、電子カルテなど、、停電で困るものはいろいろとありますね。

⇒先日、NHK長崎放送から、停電によって、在宅の呼吸不全をもつ患者さんにどのような困った問題が生じるか、取材の依頼がありました。

⇒取材では、当科で訪問している患者さんとそのご家族にご協力いただきました。

ありがとうございました。

⇒幸い人工呼吸器、酸素濃縮器には、バッテリーがついており、1~2時間程度の停電であれば問題ありませんでしたが、喀痰の吸引器にバッテリーがなく、1~2時間も使用できないと、患者さんの呼吸状態が危険な状態に陥る(おちいる)可能性があります。

⇒計画停電が実施される前に対応策を早急に検討中ですが、状況によっては、入院を考える必要があるでしょう。

⇒人工呼吸器以外でも、電気が必要な医療機器は多数あり、自家発電機がなければ、時間帯によっては、支障をきたすことになるでしょう、、。

⇒NHKの取材を通して、医療に計画停電がどのような影響を及ぼすかを垣間見ていただければ、幸いです。

⇒6月25日の18時10分から放送されるNHK長崎の「見んと!長崎」で放送されるそうです。

(放送日は変更になる可能性がありますので、放送されなかった場合はお許しください)