咳がとまらないという方が、2月下旬から増えています。

⇒季節の変わり目、風邪をひいた後に咳が長引きやすく、以前にも同様の経過がある方は、季節性の喘息の可能性があります。

⇒咳きこみは、いろいろな原因でおこりますので、今回初めてという方の場合は、マイコプラズマ、クラミジア、百日咳などの気道感染による急性の咳の場合もあります。

⇒最近、咳き込みが強いということで受診された方(10代)で、念のため、胸部写真を撮影しましたら、肺炎(軽症)を合併しておられました。

⇒軽症の肺炎は、通院で治療できますので、問題ありませんが、咳が激しい方でも、熱がない場合、胸部写真を撮影しないことが多いです。

⇒長引く咳の場合、治療の効果が不十分な場合には、肺炎の有無を確かめましょう!

⇒会話中に咳き込む、電話のときに咳き込む、笑うと咳き込む、、という方は、末梢気道(細い気管支)の過敏状態が考えられます。

⇒咳が止まらない方は、早目にご相談ください!