インフルエンザワクチンの供給の遅れがあり、クリニック、病院でワクチンの接種時期を例年より遅くしているところもあると聞いております。

⇒インフルエンザワクチンの供給量は例年より100万本程度少ないそうですが、問題は、ワクチン株の変更により、供給が例年より1ヵ月程度遅れていることにあります。

⇒理想的には、10月から11月で接種を行うのがよいように思いますが、今年は、12月から来年1月上旬までに接種を終わらせるように対応するようにいたしましょう。

⇒先週、当クリニックもワクチン接種の対象者を当クリニックに受診歴のある方とそのご家族に絞らせていただきました。当クリニックでは、開院以来、10月から11月の体調のよいときに受診して、ワクチンを接種するようにすすめております。ワクチンの予約は行っておりませんので、受診されたときにワクチンが不足して、再度受診していただくことを避けなければなりません。

例年、インフルエンザは、1月中旬から2月上旬にかけて流行のピークを迎えます。成人の場合、ワクチン接種後約10日~14日で抗体(抵抗力)ができてきます。12月に入ってから接種しても、十分な意味がありますので、メディアのワクチン不足の情報で過度に不安にならないようにしましょう。

⇒12月上旬には入荷予定ですので、流通が追いつくまで、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。