新型の豚インフルエンザについて~NBC報道センター(5月14日)でインタビューが紹介されました!~

2002~2003年、中国で重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome、SARS)が大流行したことを受けて、厚生労働省医員(非常勤)になるように要請があり、長崎港の外国船の検疫に立ち会うようになりました!

★NBC報道センターのインタビュー
今回、5月14日に新型インフルエンザに関する検疫とその対応に関する説明会が、県、市、関係機関を対象に行われました!

→会議後にNBC報道部の取材を受け、その1部が報道センターで紹介されました!

Q:NBC記者の質問
新型インフルエンザは弱毒性といわれています
が、どうでしょうか?

A:回答
→現時点では、弱毒性(呼吸器、腸管に限局し、全身感染ではない!!)で、症状は季節性のインフルエ ンザとよく似ています!

→スペインかぜ(1918ごろ)は、感染初期は弱毒性でしたが、半年後には強毒性にかわっていました。
香港かぜ(1968ごろ)は、弱毒性のままで強毒性にはなりませんでした!

→今回の豚インフルエンザウイルスが弱毒性のままであればいいのですが、今後、強毒性に変わる可能性 は残っていますので、監視は引き続き必要でしょう!

→致命率では、アジアかぜ(0.4%)なみと考えられています。(スペインかぜ:約2%、季節性インフルエンザ:0.1%)

*現時点では、軽症例が多いので、あまり心配しなくてよいでしょう!